いよいよ始まった夏休み。梅雨が明けたと思ったら、あっという間にやってきた猛暑。都会の喧騒と熱気から一時だけ離れたい。そう突然思い立った記者は、目的もなく中央道に飛び乗った。首都高の圧迫感を抜けると一気に広がる中央道。「さあ、どこに向かおう?とりあえず大月あたりまで?」そんな軽い気持ちで向かった先で、思わぬ「お宝プレイス」を発見した。なんと「うどんが一杯100円」。しかもかなり美味。これはさっそくご紹介せねば。
記者が見つけた「お宝プレイス」とは、「桂川ウェルネスパーク」内にある一軒のうどん屋。東京から車を甲府方面に走らせると右手に見えてくる巨大な別荘のような敷地のなかにある。
名前はいたって簡素。「桂川うどんセンター」。ここで記者がいただいたのが「100円」うどんである。足を踏み入れた店内は、これまた素朴ながらウッディーでほっと心和ませる空間だ。さあ、さっそく注文してみよう。100円で食べられるうどんとはいったいどれほどのお味なのか。「やっぱり100円じゃあこの程度か・・」、それとも「これを100円で食べられるなんて信じられん!?」。さあ、どっち?答えは後者であった。
コシの強い麺に、しっかりダシのきいたおつゆ。これを東京で食べようと思ったら・・。なかなかそんな店は見つからないだろう。あてのないドライブの途中で見つけたお宝プレイスに感激する記者。気が付くと店内はうどんを求める人でごった返している。家族連れ、カップル等々。みんな美味しそうに100円うどんをほおばっている。
聞くところによると、なんと今日7月24日がこの100円うどんの再営業開始日なのだという。今年のゴールデンウィークにも同じく100円うどんを提供し、大人気を博したが、「さらに美味しいうどんを求めて」と、さらなる修行をこの数ヶ月間続けていたという店主。そして満を持して新たにオープンしたのが、今日7月24日だったのだ。
思いつきで飛び出したドライブで見つけた思わぬ幸運。さらに、お店側は記念すべき再始動の日。とても得をした気持ちになり、「一杯のうどん」に心洗われた記者なのであった。
ちなみにこの100円うどんは本日24日から26日までの3日間のみ。とはいえ、通常メニューでもうどん(温・冷)は200円。「200円うどん」というのぼりが立っていたとしても、記者は絶対に見逃さなかっただろう。
(TechinsightJapan編集部 手塚 檸檬)