ラジオ体操は、夏休みの小学生行事とお年寄りの健康作りのものだと思っている人は多いだろうが、医師に言わせると、きちんと四肢を動かして熱心に毎日継続すれば、3日で挫折するようなエクササイズよりも効果があるとのことだ。
そんな日本伝統のラジオ体操が、iPad版アプリとして登場した。

本アプリにより、体操指導者の岡本美佳先生の動きに合わせ、画面を見ながらラジオ体操できる。1人で体操することもできるし、大きな画面を利用して家族や友達と体操することも可能である。

画面をタッチすれば、各運動のポイントが表示され動きや効用が再確認できる。また「覚えようラジオ体操」という、ラジオ体操の次の動きを予想するゲームも搭載。達成度に応じて、岡本先生からの動画メッセージが変化する。

iPad用アプリ「ラジオ体操 第1・第2」の定価は700円となっている。

本商品には映像が収録されているが、ラジオ体操は音声配信でも人気の商品である。
「第1」「第2」だけでなく「みんなの体操」を含め、かけ声が入ったバージョンと伴奏のみの2バージョンをそれぞれ配信中である。パソコンや携帯プレーヤーに取り込み、ラジオ体操をすることもできる。

「ラジオ体操第1」「ラジオ体操第1（伴奏のみ）」「ラジオ体操第2」「ラジオ体操第2（伴奏のみ）」「みんなの体操」「みんなの体操（号令なし）」「ラジオ体操のうた」それぞれ単品、7曲セットでも販売されている。

なお、本アプリがあるからといって、夏休みの小学生に寝坊させるのはよくないだろう。アプリは大人が使い、子どもは町内会のラジオ体操に行って交流を深めることも大事である。
（TechinsightJapan編集部 真田裕一）