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NTTドコモ 次世代通信規格LTEのサービスブランドを「Xi(クロッシィ)」に決定

NTTドコモは、2010年12月からサービス開始予定の次世代通信規格LTEのサービスブランドを「Xi(クロッシィ)」に決定した。

「Xi(クロッシィ)」の「X」は「人、物、情報のつながり」や「無限の可能性」を意味し、「i」は「イノベーション」や「私」を意味しており、さまざまな人、物、情報が有機的につながり、新たなイノベーションを引き起こしていくことを表現している。

そしてブランドロゴは「Xi」の文字を複合的にデザイン化することで、その「つながり」を直感的に感じさせるとともに、そこから生まれる無限(∞:インフィニティ)の可能性を表している。

「Xi(クロッシィ)」は、FOMAの通信速度の約10倍となる下り最大75Mbps(サービス開始当初)の高速通信を実現する。対応エリアは東名阪地域から開始し、県庁所在地級の都市、その他の地域へと順次拡大していくとしている。

LTEは、現在普及している規格3Gから4Gへの移行における布石を打つもので、近い将来、社内LANも屋外通信も体感的に変わらなくなるという時代の到来を予見させるものである。
2011年には各県庁所在地級都市にエリア拡大されることが予告されているため、機種変を考えているユーザーは、よくタイミングを見計らうことが必要であろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)