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48種類のメモリカードに対応したメモリカードリーダー「MR-A39Hシリーズ」エレコム

メモリカードの規格乱立は、好ましいことではないが、過去の規格、現在の主流の規格、次世代規格まで併せると大変な数になり、その都度アダプタを変えるのは難儀である。しかしエレコムのメモリカードリーダー「MR-A39Hシリーズ」ならば、次世代規格SDXCカードを加えて48種類のメディアに対応しており、今般、新色を加えて発表された。

「MR-A39Hシリーズ」は、SDカードシリーズ、メモリースティックシリーズ、コンパクトフラッシュをはじめ、多種類のメディアが読み書きできるうえ、リーズナブルな価格のメモリカードリーダである。

今回、次世代SDカード規格「SDXCカード」に対応するなど、48種類ものメディアに対応するようになった。また、カラーもシルバーに加え、ブラック、ホワイト、さらに心がなごむ、かわいらしいイラスト入りの「フェイス」を含む3種類の新色モデルをラインアップに追加した。

「SDXCカード」は、SDメモリーカードやSDHCカードの上位規格である「SDXC」に対応した新しいメモリカードである。
64GB以上の大容量を可能にし、最大容量、転送速度とも、SDHCカードに比べて大幅にアップした。「MR-A39Hシリーズ」は、この「SDXCカード」に対応する。

多くの携帯電話に採用されているmicroSD・microSDHCカードなどの小型メディアも、アダプタなしでそのまま挿し込み可能である。SDHCメモリーカードやPRO HIGH SPEED SDメモリーカード、メモリースティックPRO(ハイスピード)など高速版のメディアに対応しているので、大容量データも素早く移動・コピーすることができる。

フェイスデザイン付きの“MR-A39HWHF1”を除き、本体表面には、どのメディアをどのスロットに挿せばよいかがわかるイラストが入っているので、多メディア対応ながら迷うことなくメディアを挿すことができるので安心である。

また、USBケーブルは着脱可能になっているので、携帯時には外してコンパクトに持ち運ぶこともできる。
ACアダプタを必要としないUSBバスパワー接続対応で、専用ドライバをインストールする必要もないので、パソコンのUSBポートに接続するだけですぐに使うことができる。

価格はシルバーが1680円、それ以外の色は1470円となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)