writer : techinsight

デジタル保存できる手書きメモ帳の「abrAsus(アブラサス)」が、Evernoteバンドル版「保存するメモ帳」と「ID ケース」を発売。

iPadが人気の昨今であるが、今ここで打ち合わせている内容の記録については手書きメモにはかなわない。その手書きメモをデジタル記録できる「abrAsus(アブラサス)」が、文具としての機能性を高めるべく、管理システムであるEvernoteと連携し、さらにIDケースとしての機能を装備した、スタイリッシュな文具としてリリースされた。

保存するメモ帳 Evernote エディションに挟み込むリフィルは、普通のA4のコピー用紙を3回折って8分の1にしたもの。
両面使うと、合計16ページのメモ用紙になる。どこでも手に入るA4用紙なので、紙切れの心配はない。

書いたメモはA4に広げてスキャン、もしくはiPhoneや携帯で撮影。デジタル保存して、Evernoteにアップしたら物理的な紙は捨ててしまえる。全ての手書きメモ情報を、とりあえずEvernoteに放り込んで蓄積するフローである。

また“過去に書いた手書きメモ”はEvernote上にあることで、いつでもどこでも、PCやiPhone、iPad、Androidから、過去の情報にアクセスできる環境が構築できる。手書き情報もデジタルデータで一元管理するので、過去の手書きメモやノートを探し回る必要はない。

新企画の「IDケース」は、表側は首から提げるIDケースで、オフィスでも快適に携帯できるうえ、ペンも付属でアイデアや情報などをすぐに裏側のメモパッドに記録できる。これだけで手帳やPCなどより気軽に記録することを目的とした、ウエアラブルデバイスとなっている。

このEvernoteエディション発売を記念して「Evernoteプレミアムバンドル版」を2010年8月末まで期間限定で販売する。「Evernoteプレミアムバンドル版」は、「保存するメモ帳」と「IDケース」のEvernoteエディションに、無料アカウントと比べてアップロード容量増、さらなる汎用性と高度なセキュリティーなどが利用できるようになる、Evernoteのプレミアム会員3ヶ月分(15ドル相当)が同梱されている。

打ち合わせメモはパパッと書いて電子保存。これにより後日における検索性が非常に高まり、商談の細かい記録を細大漏らさず残すことが可能となる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)