FIFAワールドカップが終わり、惜しくもベスト8は逃したものの、サッカー人気が再燃するのは間違いない。いわゆるミニサッカーであるフットサルの人気も急上昇である。そこで、フットサル事業を手がけるイミオはフットサルコート予約モバイルサイト「Green(グリーン)」のサービスを開始した。

現在フットサルプレーヤー人口が約250万人、フットサルコートが700ヶ所を超えると言われているが、フットサルコートの多くは、コート利用が休日の特定の時間帯に集中し、平日やキャンセルなどで空いてしまっている時間の集客方法がなく稼働率が上がらない等の問題点を抱えている。

またエンジョイ志向でプレーする利用ユーザーの多くは、特定コートのみならず、複数のコートを利用するようになり、コート利用の金額や設備、予約情報を比較して利用を検討するフェーズにきていると同社では分析している。

「Green」は、このようなコート側が抱える問題点とコート利用ユーザーに着目し、フットサルコートから空きコート時に割引プランを提供してもらい、ユーザーには割引プランの情報とコート設備の情報をリアルタイムで提供することにより、フットサルコートの利用を促進させていく。

ユーザーにとっては、全国のフットサルコートの検索予約が可能であるメリットが大きい。日付や場所からはもちろん、料金や時間帯からも予約可能なフットサルコートを探すことができる。

また当日・翌日・今週末などの検索機能もあり、急に蹴りたくなった場合も簡単である。

チーム内連絡機能として、メンバーの出欠確認はもちろん、急な予定変更の連絡などに便利なメーリングリスト機能があるので、練習や懇親会スケジュールの連絡、大会参加スケジュールの相談、急なキャンセル対応などに活用できる。

さらに、簡単にサイト上で対戦相手やチームメンバーの募集が可能である。

同社では、本格的な運用は9月上旬を予定しており、PC版の開発も検討中だ。今後3年間で300施設、20万人の会員獲得を目指していくとしている。
（TechinsightJapan編集部 真田裕一）