プロポーズの結果は、実際にしてみなければわからない。
とはいえ、プロポーズするときには二人がなんとなくそういう雰囲気になっているもの。それだったら、あらかじめサプライズな演出を用意しておいて、生涯の思い出に残るプロポーズにしたい。

そんなプロポーズ企画として、イメージファクトリーは、大阪、奈良、神戸エリアの4000台以上のタクシー車内に設置している液晶モニター「イメファクTV」を使って、サプライズなプロポーズを演出する『サプライズタクシー』プロジェクトを2010年7月より開始した。

イメージとしては、こんな感じだ。

A郎さんがB子さんにプロポーズするために二人の思い出の写真を編集し、サプライズ映像を制作。
当日、レストランで食事をしている間に近くに打ち合わせ済のタクシーを待機させておき、食事の後自然な雰囲気でタクシーにエスコート。二人が乗り込みタクシーが走り出すと、用意しておいたサプライズ映像がモニターから流れはじめる…そして気付けば二人の思い出の場所に。
映像の最後には「あなたに伝えたいことがある」というメッセージが流れ、本人の口から直接彼女にプロポーズ。

思い出に残る感動的なプロポーズを演出したい人、結婚したもののきちんとプロポーズの言葉を伝えていない人、彼女との結婚を考えているけど自分の口からなかなかプロポーズできないでいる“草食系男子”などに喜ばれるサービスとなっている。

イメージファクトリーでは、今後はプロポーズの機会だけではなく、送迎会や記念日など、さまざまなシーンの演出に利用できるように展開していくとのことである。
（TechinsightJapan編集部 真田裕一）