あまり“売れっ子芸人”と認識してなかったが、実はテレビのレギュラー番組を11本も抱えているという南海キャンディーズ・山里亮太。普段は本気で怒ることがほとんどないという彼が、ある番組で怒りも露わに叫びだし、その部分がカットされてしまった。そのケンカのお相手は、あの“西川史子”である。
『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の司会・島田紳助から、「大事な仕事を出したくても、山里のスケジュールの空きがなくて頼めない。」と言われるほど、多忙な山里。そんな忙しさの中でも、大切にしている仕事が彼にはある。“ラジオ”だ。学生時代からラジオが大好きで、山里が特に力を入れている仕事だった。
そんな山里のラジオ番組に新たなレギュラーとして、あの西川史子が加わることになった。ネタとして女性タレントから罵られるのには慣れているはずの山ちゃん。だが西川から、「今がピークなのにモテてないなんて絶望的。」「山ちゃん、つまんない。」と毎週彼は自己を西川に全否定され続けた。だんだんと、山ちゃんの心境に変化が起きはじめ、大好きだったはずのラジオの仕事が苦痛になってきた。それでも我慢してきた彼にも、やがて限界が訪れ、大爆発する事態が起きる。
ある日の放送の出来事である。その日も西川から、「もう、山ちゃん絡みづらい。」「静ちゃんに、オンブにダッコのくせに。」と言われ続け、最後に「ラジオの仕事、わかってんの?」とダメ押しされたのだ。(これにはスタジオから、「ひどい。」との声が、聞こえた。)
これを聞いた瞬間、山里のカラダの中で何かがプツンと切れた。そして山ちゃんは西川に向かって叫んでしまった。
「アンタ(西川)にラジオの何がわかる? 俺は昔からラジオが大好きで、特別な思いがあるんだ。その俺に対して、そんなことを言うなんて。今までどれくらいラジオを聞いてきたんだ。どんな番組を聞いた? ハイ、答えてください!」
少し理屈っぽいセリフだが、彼の精一杯の“怒り”の表現だったことは間違いない。
しかし西川は、この出来事を覚えていないと言う。「山ちゃんは、たとえ話がアニメやアイドルの話ばかりで気持ち悪かった。」と、やりにくかった思い出しか彼女にはないらしい。これを聞いた山里は、「え~、僕のあの怒りは何だったんでしょうか。」と、しょんぼり。ここまでは同情された彼だが、その後AKBのライブでの“合いの手”を実践披露すると、周りから「気持ち悪い。」とやっぱり言われてしまった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)