writer : techinsight

これぞ「空の勝ち組」。ジェットスター航空「お子様運賃無料セール」の中身はホントにスゴイ。

まもなく梅雨も明け、暑い夏がやってくる。夏休みシーズンの旅行計画は立てられているだろうか。今年は円高で海外旅行者も増えている。当然、航空各社もあの手この手で旅客獲得に必死だ。そんななか、またもや“あの”ジェットスター航空「他社から頭ひとつぬきんでる」大胆な勝負に打って出た。

ジェットスター航空 (http://www.jetstar.com/) が打ち出した今回の一手は、オーストラリア・ゴールドコーストへの旅行者に向けて発信されたものこのキャンペーンで予約すれば、大人1名分の運賃で、2歳以上12歳以下の子供1名分の搭乗運賃が無料になる。しかも子供運賃には「燃料サーチャージ・各種税金などすべての諸費用を含む」。つまりまったくの無料(タダ)。ジェットスター航空の中途半端でない“本気度”が伝わってくる。

キャンペーン運賃は 大人一人が50,000円(ジェットセーバー エコノミークラス往復運賃)。例えば、大人二人と子ども二人の4人家族ならば、お父さんとお母さんの運賃だけを払えば、子どもの運賃は無料だ。つまり運賃は家族4人で100,000円となる。(ただし、大人に限っては燃油サーチャージ、各種手数料、税金は別途必要となる。)

ゴールドコーストが楽しいのは、大人だけではない。子供にも大人気の4つのテーマパークがあるのだ。『ムービー・ワールド』、『シー・ワールド』、『ドリーム・ワールド』、
そして夏場はとくに人気の『ウェットゥン・ワイルド・ウォーター・ワールド』である。これらのテーマパークを回るだけで、子ども達は大喜び間違いなしだ。

『ドリーム・ワールド(http://www.dreamworld.com.au/)』の超絶3Dアトラクションを体験した後は、併合している動物園で小さい子どものいる家族連れでも存分に楽しむことができる。動物園ではオーストラリア特有のコアラやカンガルーだけでなく世界的にも珍しいホワイトタイガーなども見ることができる。
実際の撮影所も備えている有名な映画会社ワーナー・ブラザーズのテーマパーク、『ムービー・ワールド』(http://movieworld.myfun.com.au/)は、その名の通り園内には様々な映画を基にしたアトラクションの数々。子ども向けには「キッズ・WB!・ファン・ゾーン」があり、大人気のバッグス・バニーなどのキャラクターと一緒に遊ぶことができる。
絶叫系の好きな大人と子どもには、ローラーコースター「スーパーマン・エスケープ」がある。垂直上昇740メートルの凄さは、数多くの絶叫マニアも興奮させるワクワクもののコースターだ。
そのほか、『シー・ワールド(http://seaworld.myfun.com.au/)』では数多くの海洋生物と直接ふれあえる、海の動物園が堪能でき、『ウェットゥン・ワイルド・ウォーター・ワールド(http://wetnwild.myfun.com.au/)』では、巨大な波のプールから各種ウォータースライダーや子供向けのプールまで約12 種類ほどのアトラクションが用意されている。

“お子様連れ向けキャンペーン”と銘打ってふたを開けてみたら「サーチャージ、各種税金は別途」なんて中途半端なことはしないジェットスター航空。その心意気や潔し!ただ、ここでひとつだけ問題発生。本キャンペーンなんと、日本時間の7月15日(木)深夜24時までの販売なのだ。もう迷っている時間はない。さっそく夏休みの目的地を「ホノルルからゴールドコースト」に変えることを決意した記者であった。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)