身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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高雄県弥陀郷で18日、海水浴の帰りに車に乗せ忘れた子どもが魚の養殖場に落ちて死亡する悲劇が起きた。この日、祖父母と叔母らに連れられて海水浴に行った2歳の男の子。帰る際にまだ車に乗っていないことに誰も気付かず、一人海に残されてしまった。海から2km離れたガソリンスタンドで車を洗おうとした際に、ようやく男の子がいないことに気付いた大人たち。急いで海に戻り探してみると、男の子がビーチと駐車場の中間にある魚の養殖場で浮いているのを発見。男の子はすぐに病院に運ばれたが、助からなかった。
祖父の話によれば、18日午後4時ごろ、祖父の運転する車で祖母とこの祖父母の次女、次女の恋人、そして長女の子どもである小学5年生の女の子と2歳の男の子を連れて、近くの海水浴場を訪れた一家。
海から上がり、駐車場に向かう途中、「前を歩いている者は、子どもが後ろにいると思い、後ろを歩いている者は、子どもが前にいると思っていた」という。受け入れがたい孫の死に「子どもの両親になんと詫びれば・・・」と泣き崩れた。
これは子どもの事故の典型的な例である。1人の大人が1人の子どもをみるのは安全だが、人数が増えれば増えるほど危険度は増す。それぞれが、“誰かがみている“と思うからだ。この心理により、子どもは知らず知らずのうちに危険に晒されることになる。
大勢で出掛ける機会も増える夏休み。『誰かがみてくれている』は危険だということを肝に銘じてほしい。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)