身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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今月2日、台北県永和市の菜食バイキングレストランに謎の男が現れた。30歳過ぎと思われるこの男は、「1千人にご馳走したいがいくらか?」と店の主人に尋ねた。主人が「料理1千人分とピザ500人分で6万元(約16万5千円)」と答えると、「毎週日曜日に1500食を無料で提供してほしい」と、8週間分の代金48万元(約132万円)を置いていったという。大量の料理が余ることを心配した店の主人は、店先に垂れ幕をつくったり、メディアに取材を頼むなどして民衆に呼びかけた。
第一回目の日曜日となった11日。店の前には、開店前の朝7時から行列ができた。8時頃、到着した主人が食材を運び入れていると、客たちは誰からともなく手伝い始めたという。人情深い台湾らしい光景だ。
午前10時を過ぎた頃には、行列は2千人、距離にして400メートルにも達した。
1千人分の料理を準備していた主人だが、予想以上の反響に急遽2千500人分を追加。それでも午後4時には完売した。主人によると、一日目で既に10万元を消費したという。48万元を使い終わったらその時点で終了となる。
謎の太っ腹男について、店の主人はおそらく“祈願成就”ではないかと話す。信仰心の強い台湾では、“自分の願いが叶ったら誰かのために何か・・・”という人も多いようだ。
民衆の中には“くじに当たったのでは”と推測する者もいる。真相は分からないがこのご時世、タダでご飯が食べられるのはありがたい。とりあえず並んでから考えるのも悪くないかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)