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ついに実現。ユーザー特定を不可能に”ウェブの指紋対策”「SeQuSa」。

ウェブサイトは、一般的にユーザーが使っているOSやWebブラウザ、バージョン情報などを収集している。米・電子フロンティア財団「EFF」の調査によると、設定情報の組み合わせの84%に固有性があり、Adobe FlashやJavaのプラグインをインストールしたWebブラウザの場合は94%にのぼることが分かった。

つまり、大多数のWebブラウザでいわばユーザーの特定につながる「指紋」が作成され、ネット上の行動追跡に利用できる状態にさらされていることになるのだ。

こうした状況にいち早く対応したのが、Witsign(ウイット・サイン)株式会社の提供する、安全かつ効率的な次世代インターネット検索サービス「SeQuSa(セクサ)」だ。ユーザーの特定を不可能にするWebブラウザの「指紋」対策を実現したと発表した。

「SeQuSa」ではこうした「指紋」に一早く対応。ユーザーのWebブラウザやOS、プラグインのバージョン情報から機能に影響が出ない細かい部分を削除することで、Webブラウザの特定を不可能にしている。

そのため、「SeQuSa」の「セキュア・ボックス」を通してウェブにアクセスすれば、サーバー側は「指紋」無効化後の情報しか取得できなくなり、ユーザーのネット上の行動追跡は不可能になる。

これにより、いっそうのセキュリティの向上とプライバシー保護が実現され、安心してネットを利用できるようになるだろう。詳細は「SeQuSa」のホームページへ。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)