エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「さんまの楽屋ドアを“パー”でバンバン叩いた」。超大物? グラドル・重盛さと美。

グラビアアイドルの重盛さと美は2008年にお笑い番組『エンタの神様』に登場して話題となり、昨年からテレビ『おもいッきりDON!』などメディアでの露出も増えてきた。『エンタの神様』では「天然のハニかみ少女」と紹介されたようにその天然なところが彼女の人気の秘密だろう。だが、その天然キャラは日常でも発揮されており、失礼極まりない失敗もやらかしているようだ。

重盛さと美は自己紹介でよく「博多の暴れん坊将軍。重盛さと美です。“さっちゃん”の性格はよく言えば天真爛漫、悪く言えば悪ガキです!」を用いるが、これが実に上手く彼女の性格を表しているのだ。

おバカキャラとして活躍するタレントは多いが重盛の場合は従来のおバカキャラとは少し趣を異にする。表現が難しいが正真正銘の天然キャラといえるのではないだろうか。

『エンタの神様』で披露したネタは滑舌の悪さを活かした『噛み芸』だ。例えば八百屋で店員に「赤パプリカをください」というべきところを「アカカプリパ、カカパプリパ、カ・プ・リ・パ……アカパプリパください…」という感じだ。

しかし、彼女の天然は日常でこそ本領を発揮する。6月12日のテレビ『メレンゲの気持ち』に出演した重盛さと美が明かしたところによると、彼女が所属する事務所アヴィラにタレントのクリス松村がいる。いつも重盛の話し相手になってくれるというクリス。重盛の大好きな先輩だという。

ある日、重盛はテレビ局の廊下でそのクリス松村を見かけた。彼女は嬉しくなりジャンプしながら駆け寄って「おはようございます!」と挨拶したがなぜか“クリス”は怪訝な顔だ。彼女が不思議に思っていると、事務所の人がやって来て「こら! あれはジローラモさんだよ!」と慌てて詫びた。クリス松村とジローラモ。人違いするほどは似てないと思うのだが。

さらに強力なエピソードが登場する。それは大御所・明石家さんまの楽屋を重盛が初めて挨拶するために訪れた時に起きた。彼女は「さんまさんに対してドアをグーでノックするのは失礼」と思い、なんとパーでバンバンとドアを叩いたのである。何が起きたのかと、驚いて飛び出して来たさんまにワケを話すと「そっちの方が失礼だ!」と激怒された。しかし、そんなことではめげない重盛は「さんまさんが私のことを覚えてくれたので結果オーライです」と嬉しそうにこのエピソードを語った。

確かにこの後、重盛はさんまの番組によく使ってもらうようになり、さんまの提案で村上ショージから「シゲモリモリモリテンコモリ、ワオ!」というキャッチフレーズを考えてもらったのだ。しかもさんまが直々に「『ワオ』じゃないねんっ『ワォ』やねん!」と『ワォ』について30分間も指導してくれたそうだ。明石家さんまといえばあの天然キャラから天才画家となったジミー大西を育てたことで知られる。もしかすると、重盛さと美にも何か光るモノを感じたのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)