長らく交際していた「彼女」とゴールイン。というのはコメディー女優のジェーン・リンチである。彼女は以前より、同性愛者であることを明らかにしている。今回結婚したお相手は、精神科医のララ・エンブリーさん。結婚式はプライベートに行われたもので、集まった参加者達は2人を祝福した。
「2人は、笑顔いっぱいでとても幸せな様子でした。」
このようにレストランの店長は結婚式の様子を明らかにしている。ジェーンとララが婚約したのは昨年11月のこと。かくして二人はめでたくゴールインを迎えた。式が行われたのは、マサチューセッツのレストランである。
というのも2人が住んでいるカリフォルニアでは、同性婚は法律上認められていないのだ。そこで、ジェーンとララは、同性婚が法的に認められているマサチューセッツで挙式したのである。
結婚式には21人のゲストが参加し、夕方の5時半より始まった。レストランのテラスで行われた結婚式は20分ほど続いた。
そしてゲスト達は夜の10時までダンスと料理で2人の結婚を祝福した。ディナーの魚やアヒルの料理に、チョコレート・ムースとバニラクリームたっぷりのウェディング・ケーキには、ジェーンとララも満足したようである。
「同性愛者であることで、特別視されたくない。」
ジェーンは、このように自らの気持ちを語っている。臆することなく自らの同性愛について語る彼女だが、これまで人と違う視線で見られることはあったようだ。同性愛者もごく自然なものとして扱われることが、ジェーンにとっての願いである。
それだけに婚約してからの期間は、ひとしおのものだったようだ。
「毎朝起きるたびに、これは夢なんじゃないかって自分の頬っぺたをつねってるわ。」
とても興奮するというジェーンは、うれしさを隠し切れない。周囲の視線に臆することなく愛情を育んできたジェーンとララ。きっと理想的な結婚生活を築いてくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)