歌手・タレントのmisonoが現在の人気を手にするまでには、2つの大きなキッカケがあった。そのひとつはダイエット企画の成功であり、一般に『misonoダイエット』と呼ばれて話題となったものだ。6月29日の「笑っていいとも！」に登場したそのmisonoのお腹には多くの女性が視線を集中させたに違いない。

misonoがダイエットに取り組んだのは2006年のことだ。音楽ユニット「day after tomorrow」としてデビューした頃は42kgだった彼女の体重はユニット解散後には56kgを超えていたのだ。

misonoは「たかの友梨ビューティークリニック」などが企画する公開ダイエットに挑戦することを決意。セミヌードまで披露して取り組んだ結果、見事ダイエットに成功したのである。これが「misonoダイエット」と話題になり彼女の名前も女性中心に知られるところとなった。

彼女はそれから間もない2007年に「クイズ！ヘキサゴンII」に出演することになる。ここで、そのおバカキャラを武器にさらに人気を集めた。これが彼女がブレイクしたもうひとつのキッカケだった。

この日「そろそろ売れないとやばい」と「テレフォンショッキング」に登場した彼女はNEWアルバム「Me」のアピールに熱心だった。

そんなmisonoがはいていたピチピチのパンツ（ジーンズ）と短めに着たTシャツの間から見えてしまったもの。丸見えとなったウエスト部分から“お腹のお肉”がはみ出していたのだ。イスに座る時にmisonoは「お腹がウニってなるんでこれ下げますね」と言ってTシャツを下げておへそを隠したのである。どうやらお腹のお肉がはみ出ていたのは彼女自身も自覚していたようだ。

misonoがお尻の辺りに付けていたマイク用の無線機を落としたときその訳がわかった。「パンツがピチピチで（無線機）を入れるところがないんです」と彼女が困っていると、タモリがなんで後ろのポケットにも入らないほど小さなパンツをはいているのかと呆れた。するとmisonoは「ダボダボなパンツを着ると、量を食べちゃうから、ピタッとしたのを着るようにしてる」と話したのだ。どうやらお腹のお肉が目立つのも覚悟でダイエットをしているようである。

しかし、彼女が自ら明かした食生活こそがダイエットの敵のようだ。misonoは油断すると「朝マックのバリューセットを5セットくらい食べちゃう」というのだ。朝マックのバリューセットの一例を挙げるとするならば、1セットには、ソーセージマフィンとハッシュポテト、さらにドリンクが1杯含まれる。これを朝から“5セット”というのは相当な食欲だ。さらにはピザを頼めばMサイズを1人で完食。モツ鍋は2人前をペロリとたいらげる。

ピチピチのパンツをはく努力をしているということなので、今はかなりセーブしているのだろうが、「misonoダイエット」からすでに3年。そろそろ気が緩んできたのかもしれない。いや、あるいは太りだしたところで再びダイエットに成功するという話題づくりを狙っているというのは考えすぎか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）