身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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まだ小学五年生のとき母親と死別し、一家離散、中学生にして苛酷なホームレス生活を体験した麒麟の田村裕が、14日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」で現在の心境を明かした。
『ホームレス中学生』を出版し、莫大な額の印税よりも嬉しかったこととは? 短いVTRに込められた田村の想いは1分間にはとうてい納まりきらないものであった。
小学生の頃に母親と死別した田村は幼いながら「母親が生きた証を残したい」という強い気持ちを抱いていた。田村が頑張れば、田村を産んだ母親も認められるはずだ。
意外にも印税より嬉しかったのは『ホームレス中学生』が国語の教材に使用されたということだった。自らの体験を自分の手で記した文章が教育の一環として用いられるということは、世間に認められたということに他ならない。天国の母親にも胸を張っていて欲しい。VTRを見た羽田美智子は「私がお母さんに代わって抱きしめてあげたい」と涙を流した。
麒麟・川島によると本を出版して以来、田村はホームレスたちから絶大な支持を得ており、仕事のためにホームレスが多い地域に行くとサインを求めて行列ができるほどだという。小さなダンボールの切れ端にサインを書くこともあるそうだ。親孝行のために印税を使い果たして話題性がなくなったかのようにみえる田村だが、現在路上生活を送っている人々にも支持されるほどの実体験に支えられていることを忘れてはいけないだろう。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)