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ありそうでなかった! ウィキペディア×マピオン地図がコラボ、その名も「関連するっぽい地図」表示

Wikipediaの記事に「関連するっぽい」地図が表示され、ますます便利になりそうだ。ネット地図サービス最大手のマピオンが、「マピオン大百科」を開設した。

株式会社マピオンは25日、自社が提供する地図情報検索サービス「マピオン」において、Wikipedia記事に関連がありそうな地図やリンクをあわせて紹介する、「マピオン大百科」(http://pedia.mapion.co.jp/)をオープンした。サービスは無料で利用できる。

株式会社マピオンはこれまで、日本最大級のインターネット地図情報サービス「マピオン」を通じて、日本全国の地図検索はもちろんのこと、旅行・観光地情報や、各種レジャー情報、さらには天気予報など、地図情報と関連性の高いコンテンツを中心に広告事業及び地域情報サービスを展開。また、そのノウハウを法人向け地図ライセンスサービスでも活用し、300社以上の企業に採用されている。

そんな「マピオン」から今回満を持して登場するのが「マピオン大百科」だ。これは日本語版ウィキペディアに掲載されている情報を引用した、フリー百科事典サービスとなっている。

地域や出来事、歴史だけでなく人物や先端技術の情報など、様々なウィキペディアの記事を検索することができる。

また、記事に合わせて自動的に地図を生成する「関連してるっぽい地図」も表示。従来の百科事典サービスになかった新しい形式で、地域情報を提供している。「マピオン大百科」を使って、名所めぐりなど夏休みの旅行計画を立ててみるのも良いだろう。

ただし「関連してるっぽい地図」は単語から自動的に抽出されるため、必ずしも正確ではない場合がある。「マピオン」では今後、より多様なデータの掲載を検討し、より充実した地域情報を提供できるサービスを目指すという。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)