エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】国会というリングに、レスラーとして初めて挑んだ男。それは・・・。

柔道女子の谷亮子が、今夏の参院選に立候補を表明して話題になっている。参議院議員には過去にも数々の有名人が当選しているが、史上初のレスラー出身者の国会議員は誰か。みなさんは、ご存じだろうか?

その人は「燃える闘魂」アントニオ猪木である。
今から21年前、1989年に『スポーツ平和党』を結成し初当選を果たす。選挙活動時のキャッチコピーが、「国会に卍固め、消費税に延髄(えんずい)斬り」という、プロレスに疎い人にはワケがわからないものだ。
当時はバブル景気まっただ中。日本中に高揚感が渦巻いていた時期だからこそ、彼のようなキャラクターが政治家として受け入れられたのか。
しかし議員になって初めて国会で質問する10日前、福島県の講演中に暴漢に襲われた。刃物で左耳の後ろを斬りつけられ、傷を10針縫い入院したのだ。しかし、さすがはアントニオ猪木。国会当日は包帯姿で、質問に立っていた。(かなり、痛々しい姿ではあったが。)

これはTBS「ひるおび」で、国会議員“有名人擁立の狙いとワケ”の特集で紹介されたものだ。アントニオ猪木が立候補したころと違い、現在では世の中の状況はかなり厳しい。有名人といえども、そう簡単には票は入らないのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)