J-POPグループ「いきものがかり」がテレビ「ミュージックステーション」に出演した。アルバムが大ヒット中の彼らは、タモリから近況を聞かれて、ある悩みを明かした。
いきものがかりが12月に出した4枚目のアルバム「ハジマリノウタ」が今も好調だ。
これまでに、販売枚数が60万枚を突破して、今年最大級のヒットといわれる。
そんな彼らに司会者のタモリが
「ヒットしてる実感ありますか?」
と尋ねた。
するとボーカルの吉岡聖恵が
「今ツアーで47都道府県をまわってるんですけど、
自分達でも友人とか親戚のチケットが手に入りづらくなってるんです」
と話した。
山下穂尊もそれを受けて
「取りづらいですね!自分達で買いますもんねチケットを」
と言うと
「テレビを通じて、友人たちに謝りたいです」
とリーダー水野良樹と共に
「申し訳ない、チケットとれなくて」
と詫びていた。
まあ、これは人気ゆえの嬉しい悲鳴というところだろう。
『嵐』のメンバーも自分で買うことさえできないと話していたほどだ。
次いでタモリが
「(逆に)変わらないことは?」
と質問すると今度はリーダー水野がある悩みを語ったのだ。
「『いきものがかり』というグループ名を覚えてもらったとは思うけど。
いまだに間違える人が多いですね」
と言うと、その例を紹介した。
「例えば
『いきものがたり』
とかですね・・ひどいのは
『いきものがり』
とか」
というと山下が
「危めちゃいけない」
と応じた。
この間違いを漢字にしてみるとイメージしやすい。
『いきものがたり』は「生き物語り』
と「生物の事を語り歩く人」のように聞こえる。
そして問題の
『いきものがり』は『生き物狩り』
でSF映画かホラー映画のような感じになってしまうのだ。
タモリもこれには
「凄いバンドだよね!『生き物狩り』っていうのは」
と笑っていた。
彼らの新曲「ありがとう」はNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」の主題歌だ。
こちらも今、人気上昇中である。
この曲のコンセプトは夫婦愛をテーマにしたもので、
「身近な人、大切な人へ、この曲を聴いて普段言えない感謝の気持ちを伝えるキッカケになると嬉しい」
とメンバーはコメントしている。
タモリもその内容に
「ね!こんな(素敵な)歌を『生き物狩り』が歌うわけないでしょ!」
と笑った。
この新曲のヒットでまた知名度もあがるだろう。
歌のイメージから今度はきちんと『いきものがかり』と覚えてもらえそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)