エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「世界を敵に回す」さすがの有吉も毒舌できなかった相手。

テレビ「DON!」に毒舌芸人の有吉弘行が出演した時のことだ。マイケル・ジャクソンにビデオメッセージを贈るという話題となった。有吉といえば毒舌あだ名が”武器”である。恐れを知らぬその毒舌ぶりで見事地獄から這い上がった彼であるが、さすがにマイケルにあだ名をつけることはできなかった。

有吉弘行がなんと答えたかを明かす前に、この日のマイケルに関する話題を説明しておいた方が良いだろう。
話題となったのは
「『天国のマイケルさんにあなたの言葉を届けよう』6.25命日に合わせビデオレター製作」
という動きについてだった。

昨年6月に亡くなったマイケル・ジャクソンの命日にあわせて日本のファンからビデオレターを贈ろうというのだ。
具体的には、ファンから届いたメッセージを音楽ビデオに編集してソニーミュージックが作製する。
それを米国のマイケル・ジャクソン財団に届けるというものだ。
この試みは昨年末に米国で行われてファンからも大きな反響があったという。
音楽ビデオで使用される予定の曲は
「She’s Out Of My Life」
ということだ。

この素晴らしい計画が紹介された後で中山秀征が有吉に尋ねた。
中山「マイケルジャクソンのあだ名みたいのって、有吉くんあるの?」
有吉「いや・・あの、ちょっと。亡くなったんで。もうやめときます」
一同、うろたえる有吉の姿に爆笑した。
共演者からは
「世界を敵にまわすことになるよね」
「ちょっとスケールがでかすぎたかな」
などの声も出たのだ。
中山が
「でも、マイケル・ジャクソンが死んだことがまだ信じられないような・・・・。
今もまだ、マイケルは実在するんじゃないかという気がするね」
と締めていた。

有吉はこれまで、タモリ、和田アキ子など大物にもあだ名をつけてきた。恐れを知らないところが持ち味だったのだ。
しかし、今回の『パス1』とした選択は正解だっただろう。
国外には彼のあだ名ギャグは通用しないことは間違いない。
海外でどんな批判が出るか分からないのである。
猿岩石時代に世界を見てきた有吉だけに、その辺の判断にぬかりは無いようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)