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【テック腹ペコ隊】甘いビール第三弾 「パイナップルエール」を発売 サンクトガーレン

かつて「ホップの苦み」「喉ごし」こそがビールの持ち味だったが、近年の若者や女性の嗜好として「ビールは苦いからきらい」という声が増えてきた。
それならば、甘くて喉ごしさわやかでほろ酔いができるビールを造ろうというのがサンクトガーレンである。
これまでバニラを使った「スイートバニラスタウト」と、黒糖を使った「黒糖スイートスタウト」の2種類で展開。2007年の秋に秋冬限定のアップルパイ風味のビール「アップルシナモンエール」を追加したところだが、今回第三弾としてパイナップルを使った「パイナップルエール」が発表された。

「パイナップルエール」は、生のパイナップルを贅沢に使用したビールで、果汁で果物風味を付けたフルーツビールとは一線を画する。

ビールが発酵する前のベース、麦汁(ばくじゅう)の段階でパイナップルを投入。麦汁の糖分とパイナップルの糖分を一緒に発酵させているので、ビールの芯からパイナップル風味。栓を開けた瞬間からパイナップルの香りが弾ける、とてもジューシーなビールである。

ビールをジュース割りにしたり、フルーツカクテルと混ぜ合わせては、本来のビールの香りが台無しになってしまうが、サンクトガーレンのスイートビールシリーズは、あくまでも果汁やエッセンスを取り入れた新感覚のビールとして女性を中心に人気が出そうだ。

内容量は、330ml 希望小売価格は450円(税込)。発売期間は2010年4月28日(水)~8月末となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田 裕一)