「ロンドンハーツ」ではいつもドッキリ企画を仕掛けているロンドンブーツの田村淳が、ドッキリにかかる側に回ってしまった。4月12日放送の「夜の笑っていいとも!」のドッキリ企画で「わたしの宝物」を見せることになったのだ。
同番組では生放送のスタジオから芸能人らが
「私これなしでは生きてられません」
をテーマに、自分の大事なものを紹介した。
その流れから司会のタモリが
「いいとも、レギュラーにもお宝を見せてもらいました」
とビデオで紹介したのだ。
ただし、これはドッキリ企画なのである。
いいとものレギュラーたちが、お宝を紹介している時に、ゴリラ(着ぐるみ)が飛び込んでくる。
『びっくりしても、お宝が大切ならば手放さずに守るはず』というわけだ。
一番目に登場した、久本雅美は
福山雅治と2人で作った飛び出す絵本。
「マチャミ姫とマシャ王子」
で、彼女はゴリラに驚きながらも、しっかりと抱きかかえて見事に守り通した。
ついで登場した、DAIGOの場合は
「ラルクアンシエルhydeさんからもらった」
『ロック手袋』
で、彼はゴリラにおどろき、後ろに跳び下がった。
その際に、手袋を握り締めて守ったのでシワシワになった。
「ヤベー、これ、ドライクリーニングかなーー」
と少し落ち込んでいた。
そして、三番手に問題のロンブー淳の登場だ。
彼のお宝は
「特別発注で作った犬山城のフィギュア」
である。
淳は
「僕が日本で一番好きなお城です。まあ、凄く精巧にできてましてね。
コレを見るたびに
『僕もいつかこんなお城を築けるような男になりたいな』
と思う・・・」
と熱弁していると、ゴリラが飛び込んできた!!
すると淳は後ろにのけぞりながら、両手を離してしまったのだ。
犬山城は両手から落ちて、二つに割れてしまった。
淳の体は逃げながらも、すでに目は城に向いていた。
その顔は
「しまった!」
と声にならない叫びが聞こえてきそうだった。
淳は呆然と天守閣がとれた犬山城をながめて
「名古屋の番組で美術さんに作ってもらったんだよ・・」
とつぶやいた。
さらに、
「城が落ちた」
「嘘でしょ!」
と壊れた城を拾いながら嘆いた。
すると、スタッフが
「OKです!」
と合図を送った。
淳は
「OKじゃないでしょ!!」
とムキになって言い返した。
生放送のスタジオでは淳もドッキリに掛かった自分を見ていたのだ。
彼はタモリに
「普通、ニセモノと入れ替えてるでしょ!」
「そのまま僕のお城を使ってるんですヨ。ドッキリじゃないでしょ!?」
と未練がましくアピールしていた。
淳は以前、ロンハーでのドッキリについて
「ドッキリを仕掛ける苦労もある」
と語っていたことがあるが、引っかかる側の苦労もこれでわかっただろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)