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台湾北部にある基隆市の高速道路で25日午後2時頃、200メートル以上に及ぶ大規模な山崩れがあった。車3台、4人が土砂に埋もれた可能性があり、現在救助活動が続いている。
真っ先に現場に到着した警察によれば、緑の山は一瞬のうちに土色の禿山となり、間一髪、難を逃れた車たちは次々と高速道路を逆走したという。
大雨や地震などの現象がないにも関わらず起きた今回の山崩れ。学者の中には道路建設の際、或いは建設後のケアに不備があった可能性を指摘する人もいる。
しかし、これに対し交通部高速道路局は、事故地点にある錨640本全てに異常はなく、事故原因についてはしっかりと調査するとして、学者の指摘する不備への可能性を否定した。
昨年8月、台湾南部で起きた台風による水災では、その指揮力を疑われた馬英九総統だが、今回は、事故発生の知らせを聞くと、スケジュールを変更して現場へ向かい、最新の救災進度を把握した。軍や救援人員も1時間半以内に到着。救援の到着に関しては遅れはなかったと言える。
しかし、問題は到着後の活動である。
現在、ショベルカー45台、ダンプカー50台など人員800名を動員して救助活動を続けているが、救助隊員6人が負傷し病院に運ばれるなど、難航しているもよう。
事故発生から救出までのゴールデンタイムは72時間と言われている。
一刻も早く土石が取り除かれ、被災者たちが暗闇の中から抜け出せることを祈る。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)