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世界遺産よりおもしろい? 70カ国以上旅する著者が世界の市場を紹介 鶴田真由、妹尾河童らコラムも

世界を旅するライターが紹介するのだから、間違いないだろう。「世界遺産よりおもしろい」という、世界の市場を紹介するガイドブックが発売される。

株式会社国書刊行会は、世界各国のおよそ100の市場を紹介し、「地球の歩き方」にも掲載されていない世界の市場の魅力を満載した書籍『世界の市場』を25日に発売する。

『世界の市場』は、ベストセラー『してみたい!世界一周』の著者で、これまでに世界70か国以上を旅しているフリーライターの松岡絵里が、夫であり旅行作家の吉田友和とともに、アジア・アフリカ・ヨーロッパのおよそ100の市場を巡り、市場の魅力を写真と地図付きでリアルに紹介する「市場本」の決定版だ。

市場の中には、パリのマルシェを始め、ニューヨークの農業市、南米の魔女市場など、「地球の歩き方」には掲載されていないマニアックな市場もあり、旅好きはもちろん、食文化に興味を持つ料理好きやグルメ、これから海外旅行に行ってみたい学生など、幅広い層が楽しめる内容となっている。

さらに、「市場好き人」として女優の鶴田真由や舞台芸術家の妹尾河童、作家の高野秀行のインタビューも掲載しており、それぞれの著名人にとっての市場の魅力にも触れられる。

市場…その土地ならではの様々な食材が沢山集まり、食材を買い求める多くの人々で賑わう場所。そこには、現地の人々の暮らしとエネルギーが凝縮された空間が存在し、旅好きを引きつける魅力がある。『世界の市場』は税込み1890円で今月25日より全国の書店で販売されるほか、国書刊行会のオンライン・ブックショップでも購入できる。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)