動物シェルターに出戻り、置き去りを悟った犬の行動に「心が張り裂けそう」(米…
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昨年の7月、ケープタウン最高裁判官代理パトリック・マクベラ氏が自室で殺害されていた事件で、警察は裁判官夫人を殺人の容疑で逮捕した。当初、心臓発作による自然死と思われており、夫人は「安らかに亡くなってよかった」とまで言っていた。
マクベラ氏の親友によると、マクベラ氏は夫人との離婚を考えていたそうだ。夫人はヨハネスブルグに住んでいるが、殺害当時ケープタウンに突然マクベラ氏を訪問してきたことも親友の供述からわかっている。マクベラ氏が突然訪問してきた夫人と食事に行くと言って裁判所を出たのが、親友がマクベラ氏を見た最後だった。
その後仕事場に現れないマクベラ氏を心配していたが、マクベラ氏の友人の1人である医師が警察に呼ばれてマクベラ氏の自宅に行き、その医師から彼の死を知ったそうだ。発見当初、マクベラ氏はシーツに包まれ枕を顔に乗せられており、メディアでは、マクベラ氏の死んだ翌週、夫人がヨハネスブルグから駆けつけたと報道されている。
ほぼ1年にわたる捜査で警察は夫人を容疑者と断定した。警察によると、ケープタウン警察官が夫人の住むヨハネスブルグのサントンという町の警察に協力要請し、夫人宅にて逮捕したそうだ。夫人は殺人の容疑で逮捕、ケープタウンに連行された。夫人の逮捕にマクベラ氏の子供たちは驚くことはなかったそうだ。親友でさえ、マクベラ氏の結婚生活はよいものではなかったと言っているほど。警察では離婚話のこじれから殺害に至ったものと見ている。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)