アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】父が死んで「幸せ」・・・弁当を盗んだと怒った父を殺害した少女。(南ア)

「死に値するぐらい充分痛めつけられた。今は幸せ。」と語るのは父を刺し殺した17歳の少女。父親は少女を裏庭の小屋に住まわせ一切の援助をしなかったという。

17歳の少女の父を、警察が発見したのは月曜日の夜。父親は少女が住む1人用の小屋にあるベッドの横で死んでいた。殺害現場に居合わせた匿名の人物によると、少女は2歳になる自分の子供を毛布にくるんで背中に背負って外に立っていたそうだ。少女が殺人の容疑者と知ると警察は驚いたが、少女が後悔しておらず、しかも安心したような表情をしていたためさらに驚いたそうだ。少女はむしろ警察が来て彼女を連行してくれるのを待っていたようだった。

警察へ連行後、少女は「今、私は幸せ。父がいてもいなくても私の生活は変わらない。だって父は何のサポートもしてくれなかったから。」とほっとしていたそうだ。

事件が起こったのは月曜日の午後7時頃。少女が母屋にあった父親のランチボックスに入っていたご飯を食べたことから口論になった。父親は『明日食べようと思っていたのに、なんで俺の食べ物を盗んだんだ!』と怒り出し、2人は口論になった。少女はいつも携帯していたナイフで父親を刺し殺害した。

少女と父親の関係はあまりよくなかったそうだ。少女の母親は離婚後に死亡。その後さらに関係は悪化した。現在再婚した父親は少女を離れの小屋に住まわせ、一切の援助をしなかった。少女をよく知る匿名の人物によると、少女は学校を退学、生活に苦しんでいた。少女が父親に援助を求めると、「母親の墓に行って頼んでこい」と突き放していた。父親の家族の意思に反し、少女は自分の子供を離すことなく留置所に入ったそうだ。

少女とその子供がいい関係を築いてくれることを願う。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)