シャープは、2番組同時フルハイビジョン録画が約10倍の長時間モードでおこなえる「AQUOSブルーレイ」2機種を発売する。

本機は、映像データをフルハイビジョン録画できる新開発の映像圧縮方式「新トランスコーダー」を搭載した。

デジタル放送の映像データを圧縮せずに記録するDRモードに比べて、約10倍の長時間録画が可能になったたとともに、録画映像のノイズや粗さを低減する「微細化高画質」技術により、クリアで高精細な映像を再生できる。

たとえば、片面2層ブルーレイディスク(記録容量:50GB)へ最長約43時間20分の録画ができる。また、HDDへの2番組同時の長時間モード録画中でも、BDディスクの再生やHDDからBDディスクへの高速ダビングも可能で、レンタルのBDソフトをすぐに見たい時でも録画を気にせず試聴することができる。

これに加え、新たに「スカパー!HD録画」やケーブルテレビ(CATV)のハイビジョン録画に対応。また、ホームネットワークへの接続により、本機に録画したコンテンツを別室のホームネットワークに接続した液晶テレビAQUOSで試聴できるなど、連携機能も充実している。

ビデオ･オン･デマンド(VOD)の映像配信サービス「アクトビラ ビデオ･フル」の視聴に対応。高速ブロードバンド回線(インターネット)に接続すれば、家に居ながら多くのタイトルの中からコンテンツを選んで、フルハイビジョン映像で視聴することができる。

発売日は2010年4月24日。価格はオープンとなっている。
（TechinsightJapan編集部 真田 裕一）