writer : techinsight

登記情報活用支援システム「Easyゲッター for 不動産」を提供 日立ビジネス

官公庁によって電子情報が公開されているにもかかわらず、ユーザーがその収集に多大な労力を費やしているのが、入札公示情報と登記情報である。
今般、日立ビジネスが提供する「Easyゲッター for 不動産」は、「インターネット登記情報提供サービス」を利用した登記情報の取得をより簡単にかつスピーディに行うことを可能としている。また、取得した登記情報をさまざまな用途で活用できる支援機能を用意しており、さらなる業務の効率向上を図ることを目指している。

従来の「インターネット登記情報提供サービス」からの不動産登記情報取得においては、不動産一件毎に所在の指定や各種取得操作等のさまざまなオペレーションが必要になる。

しかし、本製品では、あらかじめ登録しておいた取得対象の不動産の所在情報をもとに、複数の登記情報を自動一括取得することが可能となり、より一層の作業の効率化を図ることができる。

取得した登記情報は、自動的にデータベースに蓄積される。格納された登記情報は、さまざまな条件で検索でき、必要なときに容易に閲覧、印刷することができる。

取得した登記情報から自動的に物件情報、所有者情報を解析・抽出し、CSV形式の物件・所有者リストを作成することができる。また、物件・所有者リストを基に、宛名ラベル等の印刷にも活用することができる。

ネットサービスをローカルダウンロードして自由自在に分析、活用することが狙いであり、これは基幹系システムから切り出したデータをエクセル等で分析加工するというすでに普及しているデータ活用の手段であり、機動力の高い情報処理が可能となる。
(TechinsightJapan編集部 真田 裕一)