グリーンハウスは、てのひらサイズでクラシカルなデザインのトイデジカメ「GH-TCAM30」シリーズを新発売する。ポケットに入れて持ち運んだり、PCカメラとしても使うことができるところがユニークだ。

「GH-TCAM30」は、レンズとボタンだけのシンプルな作りで、最大160枚の画像を撮影することができる。
撮影したデータはUSB接続でパソコンに保存できる。

液晶モニターをあえて搭載しないことで、コストダウンと小型化を図った。

撮った写真をその場で見れないのは不便な気もするが、ほんの10年前、デジカメ普及前のアナログカメラ時代は、現像しなければ見れなかったのである。

むしろ、一発勝負で撮った写真を、あとでまとめて見るという、昔ながらのワクワク感が楽しめるというメリットもある。若い女の子は、撮った写真の自分の写りが気に入らなければ、その場でダメ出しをしてしまうが、このカメラなら「あとのお楽しみ」にできる点も良い。

また、小学生くらいの男の子に買い与えれば、スパイ気分で遊んでもらうこともできる。

画素数は30万画素。 静止画サイズでVGA(640×480)、QVGA(320×240)に対応している。

動画サイズはQVGA(320×240)、 PCカメラ使用時はVGA(640×480)となっている。

重量は約28グラムという超軽量だ。
発売日は2010年4月上旬。価格はオープンとなっている。
（TechinsightJapan編集部 真田 裕一）