(オイラはニューヨークが大好きなのさ)
ロンドン生まれのポール・ベタニーはロサンゼルスが嫌いなのだという。その理由はロサンゼルスにはイギリス人が多いから。ポールはどうして同じイギリス人のことが嫌いなのか語っている。
「なんでボクが、ロサンゼルスのことが嫌いなのかっていうと、アメリカ人のユーモアセンスに文句いってるイギリス人がたくさん住んでるからさ。」と怒るポール。
彼は、アメリカ流のユーモアを解さないイギリス人のことが大いに不満のようだ。
「イギリス人のユーモアセンスはどっか間違ってるよ!彼らはアメリカ人のことをブラックなユーモアセンスが足りないなんて言ってるけどそんなことないね。むしろアメリカ人はブラックなユーモアセンスはすごいあるよ。イギリス人めっ!」
このように語るポールは、家族ともどもニューヨークに移り住んだとのこと。ニューヨークだと同じイギリス人に出くわすことも少ないため、非常に満足しているのだという。
ただそんな彼でもニューヨークで馴染めないところがあるのだと語る。
「ボクは外国人が住んでるエリアにはあまり行きたくないだ。なんでかって?例えばパブに行ってサッカーを見るとするだろ?なんか雰囲気が違うんだよね。」
ポールにとっては、イギリスのパブの雰囲気は忘れられないものらしい。たまにイギリスのことが恋しくなると言う。
「ニューヨークの生活にはすぐになれたよ。けれどイギリスにずっと長い間帰らないというのはなかなかできないものだね。友達やイギリスのパブが恋しいよ」
イギリス人嫌いポール。イギリス人の多いロサンゼルスから逃げてきたものの、完全にイギリス嫌いになることもまた難しいようだ。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)