「刑務所生活は悪い夢のようなもの。」と彼は以前の刑務所生活を振り返る。ボーイ・ジョージは以前、出会い系サイトで知り合ったゲイの男性を不法監禁し鎖で暴行を加えたかどで、禁固15ヶ月を言い渡された。その後4ヵ月で出所した彼は、刑務所生活で過ごすコツを披露する。

刑務所生活で得るものはなんか無いと言うのはボーイ・ジョージ。彼は、二度と同じ経験をしたくないという。ロクな思い出のないという当時の刑務所生活をいったいどのようなものだったのだろうか？ジョージは次のように語る。

「刑務所生活は面白い体験ではあったよ。けど誰にでもお勧めできるものではないね。ム所にいたときは、みんなこういってたよ。刑務所生活が終われば、全て忘れるってね。いってみれば、悪い夢みたいなものさ。これが俺の経験したム所生活の全てさ。」

刑務所生活が彼に与えた影響について話が及ぶと、そのようなものは一切なかったという。

「影響だって？そんなものは何もないさ。刑務所生活で出来ることは最善を尽くしたし、それに刑務所生活自体はもう終わったんだ。今更影響なんてものは無いね。」

このように語る彼は、刑務所で過ごしたことにはさらさら後悔は感じていないようだ。さらに彼にとって刑務所生活は、人生の長期休暇みたいなものだったとも。

「刑務所生活なんざ、人生の長期休暇みたなもんだって。どこにいようと賢く立ち回れば、それなりにうまくいくものさ。俺の場合は、中で友達を作って今でもやりとりしてるよ。刑務所なかではキッチンにたって野菜の料理をつくってたものさ。おかげで忙しかったね。まあいい思い出さ。」

どうやら刑務所生活をやりすごすコツは、楽観的にでいることと、友達を持つことらしい。彼は楽観的でいること、友達でいることのおかでげ刑務所生活ではずいぶんすくわれたという。

「自分は絶望的な状況で長い間、正気を保つことが出来るような人間じゃないよ。状況によってはユーモアのセンスが大いに助けになるってところかな。それに以上にノー天気なら、それはそれで有利かもしれない。ム所の友達でも頭いいのがいたけど、まあ何の心配もなくやってたみたいだからな。」

ポジティブでいる事が成功の秘訣であるというのよく耳にするところ。これはどうやら刑務所生活にも当てはまるらしい。確かに人一倍にノー天気なら、それだけ人生を楽しむことができるのは間違いなさそうである。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）