テイク・ザットの花形担当、マーク・オーウェン。ソロとしても再び軌道に乗り、理想のセレブ像として、プライベートでも元女優の妻との間に二人の子供をもうけており、現状パーフェクトに見えていた。しかし、そんな彼もやはり女遊びには目がなかったようで、罪の念に駆られてか、突然The Sun紙のインタビューにて全ての浮気について告白したのである。

再結成後、今なおイギリスを代表するアイドルグループの代表格として揺るぎない存在を保ち続けているテイク・ザット。中でも全盛期は一番の美形担当として名を馳せ、解散後は突如イギリスの人気リアリティ番組をきっかけに個人的に再ブレイクし、ソロとしても昨今のテイク・ザット人気再燃のキーパーソンとしても、文字通りセレブとして返り咲いていたマーク・オーウェン。私生活は、元女優のエマ・ファーガソンと2006年に結婚し、間には一男一女で二人の子供もおり、庶民が羨む幸せなセレブな生活が送られているはずだった。

しかしその裏では、マークには結婚の１年前から特定の愛人がおり、他にも一夜の情事など、妻をだまし続けて来たとして何か堰を切ったかの様に全てを洗いざらいインタビューで曝け出しているのである。

不倫の相手は24才の会計士ネヴァ・ヘインリーさんで、５年間に渡る“付き合い”が続いていたと言う。他にも、テイク・ザットのツアー中には、別の女性と酔った勢いでの情事もあったと言い、マークの言葉によれば“回数”については「実際、分からないんだけど…多分10回。」とのこと。

全く疑いを持った事が無かったと言う妻エマに対し、全てを自ら謝罪することで、一からやり直したいと言う思いで打ち明けようと思ったのだと言う。

更には、「いつも常に罪の念に苛まれて生きていた。エマと続けて行くために、今回全ての膿を出そうと思ったんだ。ただ、今度同じようなことをすれば次はないと思っている。エマは強くて、どうする事が子供と彼女自身のためになるか分かってくれると思うんだ。今でも僕を愛してくれている彼女を、友達を、ファンやみんなを落胆させてしまった。今が正に人生の折り返し地点で改心の時、何を今後していくのか学ばなければならない。」として締めている。

元々、人の良さそうなキャラではあったマークゆえの、酒と女に溺れ、そしてそれを隠し通す自責の念に絶えられなかったという風に見ても取れる。が、昨今のタイガー・ウッズの一連に続き、イギリスではやはり表向き順風満帆に見えたシェリル・コールの元旦那であるサッカー選手アシュリー・コールの同じく不倫噴出の件など、大物のSEX依存症が続いて表沙汰になっているタイミングである。
これらが直接マークの告白のきっかけになったか確証は無いが、今なら、自分になら、やり直せると心底改心した上でのことなら、今後は明るいはずだろう。

しかし、今後も、セレブ界に“依存症流行”の余波は続くのだろうか。
（TechinsightJapan編集部　一平インディ）