三年前に他界したソウルミュージックのゴッドファーザー、J.B.ことジェームス・ブラウン。地下室に埋葬されていたはずの彼の遺体が無くなっている、と、彼の没後に正式な娘と認定れたラロンダ・プティットさんが明かしている。
ラロンダさんは、ジェームス氏の三回忌を迎え、確認のためか一度遺体を掘り起こそうと思い立ったのだそう。彼女曰く、その際に判明したのが、なんとあるはずの父ジェームス氏の遺体が棺の中から消えて無くなっていたと言うのだ。
ラロンダさんは、ジェームス氏の他界当時の疑惑についても言及している。
「父の死自体が、彼の財産を狙っての陰謀ではないかと思っていました。しかし、私が遺体の所在があやふやにならないよう司法解剖を強く求めた事により、阻止されたのです。」
そして、そのDNA鑑定上血縁であると証明されているラロンダさんは更に強い調子で訴えている。
「遺体が消えた今、私には一体父の亡骸がどこに行ってしまったのか全く分かりません。でも、ただ私は行方を見つけ出さねばいけない。今回のことで、より父の死に何らかの疑惑があることを確信できます。そして、犯人は正当な裁きを受けるべきなのです。」
三回忌を迎えたJ.B.だが、ここへ来て何とも疑惑に満ちた展開となってしまった。ラロンダさんを含む、ジェームス氏の血縁周辺に今後も動きがあればお伝えして行きたい。
それにしても、マイケル・ジャクソンにしてもそうだが、歴史的なミュージシャンの没後は必ず莫大な金銭問題が陰で渦巻き、それに伴いダークな話題が後からも噴出してしまうのが、悲しい世の常なのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 一平インディ)