昨年、メンバー総入れ替えで心機一転をはかった、トップ人気ダンスアイドルグループ 「プシー・キャット・ドールズ」。しかしその努力も虚しく、グループ内の歯車がずれっぱなしのようで、思わしくないニュースが後を絶たない状況だ。

今回脱退することとなったのは、アシュレイ・ロバーツとキンバレイ・ワイアット。アシュレイがツィッターにて円満脱退である主旨を呟いている一方、キンバレイはUKマガジンのインタビューで「納得いかないこともあり過ぎて、最終的に自分自身の気持ちに正直になるしかなかったの。お金と名声で幸せは買えないわ。」 と意味深な発言を残している。

また、今回の脱退により、彼女達の今後に更なる余波が生じているとも報じられている。
先日、当サイトでも報じたF1レーサーとの復縁も見られ、公私ともに順調な主要メンバーの一人ニコール・シャージンガーだが、近く世界的にソロデビューする運びが一般的に囁かれている。しかし、この2名にも及ぶ脱退劇が彼女のステップアップに及ぼす打撃は大きいようだ。そして、遂に今後プシー・キャット・ドールズに残る結成当初からのオリジナルメンバーは、もはやシャージンガーとメロディの残り2名のみになる。

大人数のアイドルグループ稼業も楽ではない。想定外のメンバー脱退は、少なからずグループ内に混乱を巻き起こす。昨年、解散の危機を乗り越えたばかりの彼女達だが、紆余曲折を繰り返した結果に人気後退が進むようなことにならなければ良いのだが。まずはグループとしての今後とシャージンガーの活動を見守っていきたい所だ。
（TechinsightJapan編集部　一平インディ）