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Webサイトがマルウェアに感染して、顧客に感染!そうなる前に「サイトミハル」

2010年になっても猛威をふるうGumblar(ガンブラー)とはWebサイトを見ただけで感染を広げる「悪意あるソフトウェア(マルウェア)」のことだ。JR東日本、ローソン、ハウス食品、ホンダなど、名立たる大企業のWebサイトにも感染し、多くの閲覧者に感染を広げた。Webサイトを持っている全ての企業にとっては他人事ではない。

アンチウイルスソフトウェアを導入しておくことや、Windowsアップデイトを行っておくことはセキュリティの常識だ。しかし、それでも全てのマルウェアから守られるとは限らない。

ガンブラーに感染したコンピュータは管理下のサーバ上にも感染を広げる。もしも、Webサイトを持っていたら、そのWebサイトも改竄されて新たな感染源となり顧客や取引先のコンピュータに感染を広げることにもなりかねない。

そんな中、有限会社アドリブはウェブサイトの改ざんやガンブラー感染を診断するオンラインサービス「サイトミハル」の提供を開始した。Webサイトを定期的チェックすることで、サイト改ざんの危険を最小限にとどめ訪問者の安全を確保できる。Webサイトの監視にコストを掛けられない中小企業などには嬉しい、無料のサービスもある。
(TechinsightJapan編集部 Yoshi Kato)