バラエティ番組などの収録、あるいは生放送をスタジオ観覧する際には観覧希望を申請することになる。そうした手順を踏んで観覧席に座るのは一般人とは限らない。こっそりとモデルや芸能人といった、有名人が座っていることもあるのだ。
例えば、女優の米倉涼子である。
2月7日放送の「おしゃれイズム」で彼女が明かしたところによると、年末の紅白歌合戦に一般観覧席のチケットをゲットして観覧したらしい。
米倉は「小林幸子さんが、一番感動しました」とコメントしていた。
同番組ではさらにおどろくべき事実をつきとめた。15年前の「おしゃれ関係」の頃に米倉涼子が観覧していたのだ。しかも彼女はゲストの当時「若乃花」として現役力士だった花田 勝への質問を受け付けた時に、挙手して質問していた。
「海外でブランドものを買われるそうですが、ファッションなどについて奥様にアドバイスされるというのは本当ですか?」
ということを当時20歳とは思えない堂々とした口調で尋ねたのである。
当時は「CanCam」専属モデルだった米倉を知る人がテレビでこれを観ていたら驚いただろう。
彼女は他にも「さんまさんの番組や、世界丸ごとハウマッチとか見に行きました」と話しており、かなりの数の番組を観覧していたという。
米倉以外にもこうした例は少なくない。
2月8日に「笑っていいとも!」に出演したMEGUMI(タンレト)も一般観覧していたことを明かした。以前、スタジオアルタに一般観覧者として入場して「笑っていいとも!」を楽しんだのだ。ただ、この時は周囲が気づいてざわついたのでタモリに見つかってしまった。
このように、こっそりと一般観覧する芸能人は少なくないのだ。テレビでバラエティなどを観る際には観覧席にも目を向けてみると、ひょっとして思わぬ有名人を発見するかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)