先月31日、ロサンジェルスで行われたグラミー賞授賞式にて、亡き父マイケル・ジャクソンに代わり「グラミー賞功労賞」を受け取り、立派な挨拶をして感動の拍手をもらっていた、まだ小学生のプリンス君とパリスちゃん。マイケルの遺児たちは、周囲のケアを十分に受けながら悲しみを乗り越え、今、確実にたくましくなっている様子だ。
24日、2時間のレッスンを終えて空手道場から出て来たのは、左から順に長男プリンス君(12)、長女パリスちゃん(11)、二男ブランケット君(7)。昨年10月には教室を見学した様子が伝えられたが、いとこのジェイファー君とジャーマジェスティ君とともに通い始めたようだ。
マイケルの突然の死からもう8か月。この子たちは、エンシノに暮らすマイケルの両親の家に引き取られて育てられているが、深い悲しみを早く乗り越えられるようにと、同世代のいとこたちが彼らと一緒に多くの時間を過ごしており、家庭は絶えず賑やかな笑い声に包まれているという。
長男プリンス君の表情が、何ともりりしくて素晴らしい。この子たちは、線が細い上に薬の瓶や注射を手離せなかったパパ、マイケルを案じながら育ったに違いない。武道で強い精神力を身につけようとしているこの子たちを、誰よりも天国のパパが誇りに思って見守ってくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)