性依存症リハビリ治療を終えてからのタイガー・ウッズの姿が、どうにも見つかっていない。これはもうフロリダ州の自宅に戻ったと見るのが妥当という説が有力視されていた中、タイガーと妻エリンさんの関係はやはりまだ極度の緊張状態にあり、夫人が同居に踏み切れずにいることが分かった。

夫の愛車を夫の大切な商売道具であるゴルフ・クラブで大破させるというのは、やはりフツーのことではない。人というのは記憶で生きる部分が大きいため、あれだけの裏切りをそう簡単に許し、夫婦関係を修復できるワケはないのだ。

タイガーは自宅にいるにせよ、エリン夫人と2人の子供たちはいまだにタイガーから遠ざかったまま。3人の姿が外でキャッチされても、車で戻る先は、タイガーの愛人騒動の勃発に従って慌てて借りた家であり、すでに夫妻の別居生活は2か月半になっている。

夫人は結婚指輪を外した。しかし契約した離婚弁護士に対しては、「心の整理がつくまで離婚申請は待って」とお願いしている状態だ。そして夫タイガーのリハビリ治療プログラムにも付き添った。夫がスポーツ界の億万長者、スーパー・スターだから頑張れたというのもあろうか。

エリン夫人に親しい人は、“彼女が夫の全てを許す覚悟が出来たら自宅に戻るだろうが、14人もの愛人を作った夫の裏切りを、今はまだ許せずにいる”と異口同音に語っている。当然であろう。これはもう、夫人が老齢になり、記憶もあいまいになる日を待つしかないような…!?
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）