日本HPは、法人向けノートPCの最上位ブランド「HP EliteBook(エリートブック)シリーズ」のモバイルワークステーション2機種ならびにハイエンドモデル1機種を発表した。

今回発表された新製品は、15.6インチワイド液晶搭載モバイルワークステーション「HP EliteBook 8540w Mobile Workstation」、HPのモバイルワークステーションとしては初となる14.0インチワイド液晶を搭載したフルカスタマイズ対応モデル「HP EliteBook 8440w/CT Mobile Workstation」の2機種と、14.0インチワイド液晶を搭載したハイエンド・デスクトップ代替機「HP EliteBook 8440p Notebook PC」である。

15.6インチワイド液晶搭載モデル「8540w」は、プロセッサーに最新のインテル Core i7/Core i5プロセッサー、グラフィックスにNVIDIAQuadro FX 880M(1GBビデオメモリ)を搭載し、テンキー付きフルピッチキーボード、デュアルポインティングデバイス(タッチパッド+ポイントスティック)などによる優れた操作性を備えたモバイルワークステーションである。筐体には、新カラー「ガンメタリック」を採用している。

「8440w/CT」は、筐体に新カラー「ガンメタリック」を採用し、HPで初となる14.0インチワイド液晶を搭載したコンパクトなモバイルワークステーションである。

搭載するプロセッサー(インテル Core i7またはCore i5)、ディスプレイの解像度、メモリ搭載容量(最大8GB)、ハードディスクドライブ(最大500GB)またはSSD(128GB)、光学ドライブ(ブルーレイ書き込みドライブなど)またはドライブレス、最新の

Windows 7 Professionalや英語版OSなどを選択できるフルカスタマイズに対応する。グラフィックスにはNVIDIA Quadro FX 380M(512MBビデオメモリ)を搭載している。ユーザーの予算と目的に応じて柔軟な構成が可能なので、無駄のない機能のモバイルワークステーションを最小のコストで導入できる。

「8440p」は、最新のインテル Core i5を搭載し14.0インチのワイド液晶ディスプレイを搭載している。上位モデルには、グラフィックス機能としてNVIDIA NVS 3100M(512MBビデオメモリ)、液晶ディスプレイにHD+(1,600×900)を搭載しているので、画像編集などの用途でも使える高いパフォーマンスを提供する。OSには、最新のWindows 7 Professional 32bitを搭載している。

価格は、8540wが最小構成201,600円から。8440w/CTが最小構成126,000円から。8440pが最小構成151,200円からとなっている。
発売は2010年3月上旬が予定されている。
（TechinsightJapan編集部 真田裕一）