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12万円台からのワークステーション「HP Z200 Workstation」を発表 日本HP

パソコンとワークステーションは、基本処理能力に関してはもはや大差なくなっている。違いは何かと言えば信頼性である。コストパフォーマンスの高いCPUを搭載し、拡張性と安定性を向上させれば、エントリーレベルのワークステーションが安価で入手できる。今回発表される日本HPのワークステーション「HP Z200 Workstation」もそうしたモデルの一つだ。

「Z200」は、お求めやすい価格ながら、ワークステーションならではの高い信頼性を備えたエントリーモデルである。
シングル構成の搭載プロセッサーには、インテル最新世代のCore i5/Core i3(デュアルコア)およびXeon 3400番台(クアッドコア)を採用し、優れたパフォーマンスを実現した。

ミッドレンジのMCADやデジタルコンテンツ制作、ソフトウェア開発、OEM用途など幅広い用途に対応する。また、パワーユーザー向けの高品質なハイエンドPCとしても活用できる。

「Z200」は、従来チップセットに内蔵していたメモリコントローラーをプロセッサーに内蔵することによってメモリアクセスの転送速度を改善し、より優れたパフォーマンスを実現する

Core i5とCore i3はグラフィックスコントローラーも内蔵するため、グラフィックスカードを選択しないお求めやすい構成にも対応する。また、対応メモリはDDR3-1333 ECCメモリで、64bit OSを選択した場合、最大16GBまで利用可能である。

HP Direct価格は最低構成は120,225円からとなっている。販売開始は2010年2月19日からである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)