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クレジットカード決済においては、近年は暗証番号入力のみでサインが不要になっている場合が多いが、保険の契約やローンの申込みなどは手書きサインがなければできない。
そんな場合に、手書きサインをデジタル化できる携帯用ペンタブレットがワコムから発売された。
ペンタブレット「STU-300」は、狭いスペースでの設置・活用が可能になるほか、保険代理業などのように営業担当者が顧客を訪問して手書きサイン入力をしてもらうなど、外出時に携帯して機動的に使用する場合にも最適な製品である。
ワコムでは、特に金融・保険業において高まりつつある申込書などのペーパーレス化の機運に対応して、手書きサインの電子化を実現するラインアップを増やすことで需要を喚起するとしている。
1×4インチサイズの反射型液晶ディスプレイを備えた液晶ペンタブレットであり、紙の書き心地に近づけたディスプレイ上に署名をすることにより、筆跡・筆圧を含むサイン固有のさまざまな特徴をとらえることができる。
本製品で手書き電子サイン入力を活用することにより、高度なセキュリティを保持したワークフローと電子承認プロセスを構築可能である。デジタルで認証や記録の保管ができるので、ペーパーレス化、事務処理効率の向上、書類の印刷・保管・物流コスト削減、個人情報の保護などの効果が期待できる。
デジタルサインが標準化されれば、偽造照合検知システムの開発も可能になり、犯罪防止にも貢献できるであろう。
発売は2010年3月23日から。価格は案件ごとに個別見積となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)