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サンワサプライ 様々な動作を割り当てられるジェスチャーマウス「MA-GESBKD」を発売

ポインティングデバイスが多様化を進めている現在、古典的なマウスの存在意義も変わっていかねばならないだろう。そんな時代を予告するようなマウスが発売される。ジェスチャーボタンを押しながら様々なジェスチャーを組み合わせることで、数千通りの操作を可能にするサンワサプライのマウス「MA-GESBKD」である。

ジェスチャーボタンを押しながら上下左右にマウスを動かすだけで、様々なショートカットキーを動作させることができる。
付属のドライバをインストールすれば、アプリケーション別に自分に合ったジェスチャーを登録可能だ。

また、その動きが何の動作をするのかを表示させることができる。「コピー」や「ペースト」。「エクセルの起動」や」「ワードの起動」など、よく使う操作を、お気に入りのしぐさに、割当てることが可能。各アプケーションごとに、4,372通りのジェスチャーを登録できる。

ドライバをインストールしなくても基本的なジェスチャーが使用でき、初心者でも安心である。たとえば、進む、戻るなどの簡単なジェスチャーを使うことができる。マウス裏の光学センサーが動きを正確に読み取ってくれるので、誤動作なくパソコンを操作することが可能だ。

今回は、ブラック&オレンジのカラーリングのみをサンワサプライ直営店サンワダイレクトにて先行発売。2月末には他2色(ブラック&レッド、シルバー)を加え、通常販売を始める予定だ。

昔からマウス操作は体で覚えさせるものであったが、今回のマウスはそのセオリーをさらに推し進めたような強力なポインティングデバイスで、タッチスクリーンやタッチパットに押されがちなマウスの可能性に新たな光を当てるものと言えよう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)