エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「廊下の長いすの上で・・」。仰天。アグネスが経験した国別、出産事情。

歌手、大学教授、エッセイスト、ユニセフ大使・・と活躍するアグネス・チャンは三人のお子さんをそれぞれ別々の国で出産している。アグネスは出産の際に病院でとる方法は国によって違うことをテレビ番組で話した。それは共演者の誰もが知らなかった、驚きの事実だったのだ。

2月18日に放送された「ごきげんよう」に出演したアグネス・チャンは三人の子どもたちについて話した。
彼女は、1972年に「ひなげしの花」で歌手として日本デビューした。
人気歌手として活躍するが、1986年に元マネージャーの金子力と結婚している。
その年にカナダで長男を出産して、その後、米国のスタンフォード大学へ留学した。
そして1989年には米国で次男、1996年には香港にて三男を出産しているのだ。

つまり、カナダ、アメリカ、中国の香港と三カ国で出産を経験したのである。
彼女はそれぞれに出産時の病院の対応が違うことを話した。

まず、カナダは日本とほぼ同じらしい。
驚いたのはアメリカである。
「陣痛で痛いのに『廊下を歩きなさい』って言うの」
と彼女は話した。
病院によると、歩いた方が早く生まれるというのだ。
アグネスが痛さをこらえて歩いていると、もはや耐えられない痛みが来た。
「そしたら看護師さんが『そんなに痛いなら、見てみましょう』って言うの」
そして、彼女は病院の廊下にあるイスに寝かせられたのだ。
すると、看護師が
「あ、もう生まれる」
というなり通りかかった先生を呼んできた。
「廊下の長いすの上で、カーテンをさっと引いて、ライトを照らして
 私の両足を主人と母親に持たせて、そこで生んだの」
とアグネスは今思い出しても信じられないという口調で話した。
無事に出産が成功して、看護師が最初に聞いた事は
「朝食は何にしますか?」
だったそうだ。
アメリカでは出産したその日に退院させることも珍しくないらしい。

そして三男の場合。香港での出産は全く違う状況だった。
アグネスは出産が近いため病院に入院していた。
「陣痛が来て、もう生まれそうっていう時に、お姉さんがやってきたの」
と彼女は話した。
彼女の義理の姉らしい。
姉はこう言ったのだ
「まだ生んだらダメよ。今日は風水が悪いから後、3時間は我慢しなさい!」
中国は風水を重んじるのである。
アグネスはなんとか我慢したが少し早く、2時間30分後に出産したのだった。

早く生むために歩かせる、アメリカ。
風水のために、遅く生ませる中国。
アグネスは両極端な出産を体験したのだった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)