全米で11月に公開された『Precious』でソーシャル・ワーカーを熱演し、女優としての演技力を称える賞である“Breakthrough Actress Performance” が決定したマライア・キャリー。だが5日マライアは、カリフォルニア州パーム・スプリングで開催されたその授賞式で、ボヤッとしたままスピーチもままならない。一体どうしたのであろうか。
『パーム・スプリング国際映画フェスティバル2010』にて、“Breakthrough Actress Performance” を受賞したマライア。ステージには監督のリー・ダニエル氏とともに上がった。監督はマライアを抱きしめ頬ずり、重いであろうが彼女を抱っこしてクルクル回転する演出まで。 “Oh My Goodness!”とマライアがトロフィーを握りしめるところまでは、他の受賞式シーンと何ら変わりはなかった。
だが、 その後はマイクに向かってスピーチをしなけれらばならない。するとマライアは “I have to say, this is…” と言った後、言葉が出ずに斜め上を見ている。感涙しているのでもない。沈黙のあまりの長さに、いい加減ダニエル監督も怪訝そうな顔になって来た。
「うーんと…。何ていうか私ちょっと…。ごめんなさい。」、「ええと…。私ってほら、こんな風に気難しくなることが時々あるのよね」と、全く不適切な言葉をブツブツと。しかも一言何か喋る毎に、なぜかその後「あーっはっはっはっは!」オバサン臭く大笑いするのだ。
一応最後には受賞の礼を述べるも、話し方は低調でノロノロ鈍く、表情も乏しい。マライアのプッツンぶりは定評があるが、このような授賞式の場でやられるのはひどく困りもの。ステージに上がる前、彼女は一体誰と何をしていたのだろうと、様々な憶測が飛び交っている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)