エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】行定勲監督の証言。薬師丸ひろ子のアノ映画で暴動が起こっていた!

1月16日ロードショー公開となる行定勲監督の映画「今度は愛妻家」で主演をつとめたのは薬師丸ひろ子だった。その行定監督がテレビ番組で実は薬師丸ひろ子の大ファンだということを明かした。薬師丸の代表作となる映画を観て監督への道をめざしたというのだ。さらに彼は当時その映画がきっかけで暴動が起こったという事実を語った。

1月14日放送の「笑っていいとも!」にゲストとして登場したのは映画監督の行定勲だった。
行定勲監督の「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)はあまりに有名だ。
「今度は愛妻家」、「パレード」と今年も話題作を出している。

「今度は愛妻家」での主演は豊川悦司と薬師丸ひろ子であるが、
彼は薬師丸ひろ子に影響を受けて監督になったというのだ。

「薬師丸ひろ子さんがいなければ、映画監督にはなっていない」
と行定監督はまだ若い頃の話をはじめた。
彼は薬師丸ひろ子主演の「セーラー服と機関銃」を見て映画に興味を持ったという。
司会のタモリも
「とにかく、凄い人気だったね」
と当時の薬師丸と「セーラー服と機関銃」の人気を思い出していた。

行定監督の話しではこの映画が元で暴動が起こった事さえあると言い出した。
大阪の映画館で「セーラー服と機関銃」の封切りに行列が延々と出来た。

「『俺が先に入る』と先を争う人がケンカになって・・」
「放水車が来て、行列に放水したんですよ!」
と監督は証言した。

まるでデモ隊と機動隊である。
今はもう見ることもないが、
当時は暴動に放水する場面を見ることがまだあったのだ。
暴動まで起こる薬師丸ひろ子の人気は現代にはありえないことかもしれない。
行定監督はその薬師丸ひろ子主演の映画を撮ったのだからそれは幸せだっただろう。
それを踏まえて「今度は愛妻家」で薬師丸がどう映っているか観るのも面白い。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)