韓国の人気グループ東方神起の解散が決定的である。年末の紅白に出場した際もメンバー間で視線を合わさないほど関係が悪化していた。一部スポーツ紙では「今夏解散か?」と報じられている。しかしテレビ「とくダネ!」の中では「まだ早まりそうだ」と予測された。
東方神起は日本でも若い女性層を中心に人気のある韓国のダンス・ポップグループだ。
その人気は芸能人にまで熱いファンが多いほどである。日本でいうと「嵐」のポジションといえるだろう。
最近では日本でのテレビ出演も増えてその人気がさらに上昇する時でもある。
このタイミングでの解散騒動はファンはもちろん、所属事務所にとって衝撃は大きいはずだ。
しかし、解散の原因はその事務所との関係悪化にあった。
彼らの所属する韓国のSMエンターテイメントとの契約が不公正契約だとしてメンバーのうち3人は新事務所へ移ったのだ。
ジェジュン、ジュンス、ユチョンの3人は新事務所、ユンホ、チャンミンはそのまま残っている状態である。
事務所が違うことからも両者の関係は次第に悪化してもはや「修復不可能」といわれている。
日本のファンにとって衝撃的だったのは昨年大晦日の紅白歌合戦での彼らの姿だろう。メンバーはお互いに目もあわさず、SM側に残っている二人はパフォーマンスにも精彩が無かった。
東方神起の日本での所属レコード会社であるエイベックスが事態を懸念してSMエンターテイメントと話し合った。しかし、その結果は「解散は避けられない」ということを確認する事しかできなかったのだ。
テレビ「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ)では芸能デスクのちゅうさんこと、前田忠明が解散についてコメントした。
彼によると
「『今夏解散・・』と報じられてますが、もっと早くなるでしょう」
「この夏までもたない、春には解散ということでドーンと出ちゃうと思います」
と予測した。
東方神起は1月27日にシングル「BREAK OUT!」、2月にはベストアルバムを出す予定である。
それがそれぞれラスト盤となる可能性が高くなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)