writer : techinsight

ソニー VAIO春モデルを発表 近距離無線転送技術TranseferJet搭載

ソニーは、パーソナルコンピューターVAIO春モデルで新シリーズを追加したノートPC 7シリーズ、ボードPC 2シリーズを発売する。近距離無線転送技術TranseferJetを搭載し、周辺機器との無線伝送が便利になるなど機能の拡充が図られている。

新筐体の「Fシリーズ」は16.4型フルHD液晶と地上デジタルダブルチューナー、ブルーレイディスクドライブの搭載でハイビジョン映像を快適に視聴、保存できるプレミアムホームAVノートとなっている。

また最上位モデルは、クアッドコアCPUや高性能グラフィックアクセラレーター、カラーマネジメント対応の広色域液晶と専用ソフトウェア等の組み合わせにより、本格的な写真・ビデオ編集が楽しめるコンテンツクリエーションに向けたフラッグシップモデルとなる。
なお「Fシリーズ」はVAIOとして初めて近距離無線転送技術 「TransferJet」 を選択可能にし、対応するカメラなどの機器をかざすだけで簡単にデータの転送を行うことができる。

Sシリーズは、13.3型ワイド液晶を搭載しながら約2kgの軽量で、標準バッテリーでスタミナ約5時間駆動を実現した。大容量Lバッテリーでは最長約7.5時間駆動する。

ブラック、ピンク、シルバー、ホワイト、グリーンと、天板がブラックでパームレストがシルバーのブラック&シルバーの計6色がラインナップされている。

Yシリーズは、13.3型ワイド液晶を搭載しながら幅約326mm×高さ約23.7mm×奥行約226.5mmのコンパクトな筐体デザインで、軽量の約1.78kgを実現した。ACアダプターも約200gの小型で持ち運びやすいサイズである。
標準バッテリーで最長約9時間、オプションの大容量Lバッテリーでは最長約13時間と長時間駆動を実現している。

全モデルとも、Windows7 Home Premiumプレインストール、500GBハードディスクに4GBメモリを搭載。プロセッサはユーザーのニーズに応じて、普及しているCore2DuoからCore i7/5/3までの各グレードに応じて搭載されている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)