writer : techinsight

重量専課金を導入したSaaS型営業支援/顧客管理システムKnowledge Suiteを販売開始 ブランドダイアログ

営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)の導入を検討している企業が、実際にどれくらい使うか分からないシステムに多額の投資をするのはリスクが大きい。SaaSであればイニシャルコストは抑えられるが、ユーザー単位での課金になることが多く、年間総費用を考えるとなかなか踏み切れないケースもある。
そこで、ブランドダイアログは使った分だけ支払うというSaaSの原点に帰った営業支援SFA/顧客管理CRM「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」正式販売を開始した。

「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」は、GRIDYグループウェアをはじめとした、GRIDY SFA、GRIDY CRM、GRIDY CENTER、GRIDY AGENCY、GRIDY AFFILIATEの6つのアプリケーション群で構成され、全てのアプリケーションを完全連携させることで、情報一元化が可能となり、より効率的な運用が可能となる。

GRIDYグループウェアは、社内外連携をはじめ、企業の情報資産を一元管理する企業ポータルである。スケジュール、情報共有、行動履歴管理などの多彩なナレッジベース機能を標準装備し、企業の利用環境に合わせたメニュー(無料・有料版メニュー)を選択し利用できるグループウェアサービスとなっている。

GRIDY SFAは、SaaS型営業支援システムである。毎日の営業日報や獲得した名刺の企業情報を元に、見込み顧客管理、営業進捗管理、売上管理、売上予測を一元化し、営業プロセスのナレッジベース化を支援する。

GRIDY CRMは、SaaS型顧客管理システムである。Webキャンペーンにおけるアンケート作成・管理支援機能があるほか、GRIDY SFAとの連携により、スムーズかつ確実な見込み顧客の獲得に貢献する。またGRIDY SFA情報との一元管理を図ることが可能だ。

GRIDY CENTERは、SaaS型コンタクトセンターである。顧客からの問い合わせを一元化して、対応履歴の管理をすることにより、対応漏れの低減はもちろん、問い合わせのスムーズなエスカレーションと迅速かつ適切な回答を支援する。

GRIDY AGENCYは、SaaS型代理店管理システムである。製品・サービス販売における代理店管理を一元化し、代理店ごとの販売管理・進捗管理、請求管理、代理店フィー管理などの代理店管理が可能である。

GRIDY AFFILIATEは、SaaS型Web販促支援システムである。GRIDY CENTER・GRIDY SFAとの連携により、Webを活用した販売を効率良く推進し、Web販売代理店の構築による販路拡大と売上増加に貢献する。

ユーザー単位で課金するASPとは異なり、導入から成果が出るまでの期間にかかる労力と費用を最小限に削減できるとともに使いたい時に、使った分だけの費用を支払う本来のSaaSとしての課金体系となる。

企業においては、まずはCRMやSFAがどの程度自社の環境に適合するかテストするための環境として、導入を検討してみる価値がありそうだ。

また、SaaSの持つセキュリティに十分検討し、グリッド技術(プロモーショナルグリッド)を活用したクラウドによるSaaS上で機密情報の分割保存をして、データとして意味をなさない形での保管をするようになっている。

SaaS導入を躊躇する要因の一つが、自社機密データを外部ホストに預けることへのリスクであるが、そうしたリスクに対しても、十分な対策が講じられている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)