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エプソンダイレクト 最新CPUを用途に応じて選べるスリムデスクトップPC「Endeavor MR4000」発売

エプソンダイレクトは、チップセットに新しいアーキテクチャを採用したインテルH57 Expressを搭載、CPUは最新のインテルCorei3/インテルCorei5/インテルCorei7/インテルPentiumプロセッサーから用途や予算に応じて選択できるスリムデスクトップPC「Endeavor MR4000」を発売する。

本モデルで新たに採用したインテルCorei5-600/インテルCorei3-500シリーズおよびインテルPentiumプロセッサーではビデオ機能をCPUに内蔵したインテルHD Graphicsを採用。

チップセットを介することなくCPU~ビデオ間でダイレクトにデータのやりとりを行うため、従来のチップセット内蔵ビデオにくらべパフォーマンスが向上し、HD映像や3Dグラフィックスなどの負荷の高いコンテンツも快適に閲覧することができる。

昨年2009年頃から動きがあったCOUとGPUの統合は、GPUをより高い効率で使う一方で、パーソナル用途ではコストパフォーマンスに優れた形で動画処理をスムースに行うようになってきており、2010年以降のパソコン選びは、どの程度ヘビーに動画を処理するかというのを選択の基準にしていくことになるであろう。

従来モデル「Endeavor MR3500」で採用した幅98mmのスリムボディーを継承しながらフロント部分のデザインを一新した。プレミアムホワイトのフロントケースのセンターにダークグレーのラインを配することで、シンプルながらソフトなイメージもあわせ持つデザインとした。

従来モデルではフロントドア内に格納していた各種インタフェースやスロットのうち、使用頻度の高いUSB2.0コネクター、ヘッドホン出力、マイク入力はフロントドア外とすることでアクセス性を向上させるとともに、各コネクターの間隔を広くすることで隣接するコネクター同士の干渉が起こりにくいようにしている。

最新OS Windows7はHome Premium/Professional/Ultimateの32bit版、64bit版から選ぶことができる。

ビジネスユースでニーズの高いWindowsXP ProfessionalもWindows7 Professionalのダウングレード権を利用することでプリインストールすることも可能である。

ビデオはCPUに内蔵したインテルHD Graphicsの他に、コストパフォーマンスに優れたATI Radeon(TM)HD 4650、1GBの大容量VRAMを搭載したNVIDIAGeForceGT220、CAD/CGなどの業務に適したNVIDIAQuadroFX370の3種類のビデオボードが用意されている。

ネット端末から3Dグラフィックまで、用途に応じて様々に構成を選べる点が、非常に魅力的な新モデルである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)