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Ritechは2指を使用した指紋認証USBメモリの新製品「Singature Lite」を発売

暗号化USBメモリーの導入は、企業のセキュリティ保持の基礎的な施策となりつつあるが、今般、Ritechは2指を使用した指紋認証USBメモリの新製品「Singature Lite」を発売した。

Signature Liteの主要機能としては、2指による認証を採用していることと、 AES-128bit 暗号化方式のハードウェア・エンジンを搭載していることである。
2指による認証は非常にユニークで、ハッカーへの難易度は上がり、安全な内部の非揮発性メモリーストレージへの外部からのアクセスを防ぐことができる。また2本目の指の指紋が確認されなければいけないことで、安全性も一段階上がる。

暗号化エンジンはコンピュータとSignature Liteの間でデータを転送中その場でデータを暗号化したり復号したりする。これにより、機密情報を守るずっと安全な方法を作りだし、一方からもう一方までクライアントの情報を安全に運ぶことができる。

機器を認識させるために使用するソフトウェアやアプリケーション、事前のインストールは一切必要ない。全てのプロセスはハードウェア上で実現できる。

機器の認証行為は3回に限られている。機器はもし誤った指紋が検知されると機能を停止する。

極めて強力な暗号化機能とデータ保護機能を持つUSBメモリにより、企業における損失リスクを増大させるデータ漏えい事故を未然に防止することが可能である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)